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JCB、モバイル赤外線クレジット決済スキームを開発、実証実験を開始

〜 非接触ICとならび新市場で期待されるモバイル赤外線決済の可能性を検証 〜

2004年11月

 株式会社ジェ−シ−ビ−は、携帯電話の赤外線通信機能を利用した新たなクレジット決済スキームを開発し、2004年11月29日(月)より、実証実験「JCBeam(ジェーシービーム)トライアル」を開始いたします。

 JCBでは、広く普及している携帯電話を利用したクレジット決済を、次世代の新しい決済方式としてクレジット決済を現金決済市場に拡大させる1つの手法と位置づけ、その可能性に着目しております。
 現在、携帯電話での決済機能には、大別して非接触ICチップによるものと赤外線通信によるものがあり、前者は簡便さとスピード、後者は導入コストが相対的に安価なうえ、端末にすでに送受信部が実装され普及している点がメリットと考えられています。JCBではすでに、赤外線通信機能を活用したKDDIの「Kei-Credit(ケイクレジット)トライアル」(※1)や、非接触ICを活用したNTTドコモの「iモード(※2)FeliCa(フェリカ)(※3)プレビューサービス」への参加、2004年11月には「おサイフケータイ」(※2)を活用した「QUICPay(クイックペイ)(※4)」の実証実験を実施するなど、積極的な取り組みを実施してまいりました。

 さらに、携帯電話の赤外線通信機能を利用したクレジット決済の実施環境整備に寄与するべく2004年7月に設立した「赤外線クレジット決済協議会」(※5)へも主要メンバーとして参加しております。JCBは、この赤外線クレジット決済協議会で検討しているルール・仕様に基づいた赤外線クレジット決済スキームを開発し、その可能性を探るため、実証実験「JCBeamトライアル」を3ヵ月間実施することにしたものです。

 「JCBeamトライアル」は、モニターをJCB社員および関係者100名に限定し、モニターがすでに所有しているNTTドコモの携帯電話(対象機種:MOVA505@シリーズ以降、FOMA900@シリーズ以降)にクレジット決済アプリケーションとモニターのクレジットカード情報をダウンロードしたうえで、クレジットカード情報を赤外線通信で専用端末(飲食店などを中心としたJCB本社周辺のJCB加盟店に30台を設置)へ送信することによりクレジット決済を利用することができます。

 JCBでは「JCBeamトライアル」を赤外線クレジット決済協議会で検討しているルール・仕様を実装した商用サービス展開に向けたファーストステップと位置づけており、本実証実験の検証を今後の新たな決済手段の開発に活用、顧客利便性の向上を目指してまいります。

※1 2003年3月〜8月の約5ヵ月間にわたり、KDDI、JCBなど5社が共同で実施したモバイルクレジット決済実証実験。
※2 「iモード」および「おサイフケータイ」はNTTドコモの登録商標および商標です。
※3 「FeliCa」は、ソニー株式会社が開発した技術方式です。「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。
※4 「Quick&Useful IC Payment」の略で、電子マネーのように事前にバリューチャージを行う必要なく、利用した分だけポストペイ(後払い)でスピーディーに決済できる新しいクレジット決済スキーム。
※5 携帯電話等のモバイル機器における赤外線通信機能を活用したクレジット決済の商用サービスの普及、国際標準仕様へのスムーズな移行、技術インフラ、制度に関する標準化、運用ルールの統一化などを目的に2004年7月から2005年3月末の期間で設置された協議会。国際決済ブランド、カード会社、携帯電話事業者等約50社が参加。

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