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JCB、外国人仕入れ客向けハウスクレジットソリューションを開発

〜まずは台湾のJCBカード発行銀行と提携、ビジネスインバウンド増強にも寄与〜

2004年4月

 株式会社ジェーシービーは、国際クレジットカードブランドとしての現地カード発行と、国内外に保有するネットワークインフラを活用し、外貨決済によるハウスクレジット売上ソリューションを開発、外国からの仕入れ顧客を抱える卸売商社向けに展開してまいります。
 本スキームの最初の導入先として、総合衣料品卸商社最大手の大西衣料株式会社が決定、2004年4月下旬をめどに、台湾から仕入れのために来日する大西衣料の顧客向けにハウスクレジット機能付きJCBカード「大西衣料・玉山JCBカード」を発行開始することになりました。なお本件実施にあたっては、台湾における有力なJCBカード発行会社のひとつである玉山金融控股公司(通称:玉山銀行)と契約し、同行が台湾において大西衣料ハウスクレジット機能付きJCBカードを募集、発行し、その後の販売促進、債権管理まで一貫して行います。

 JCBでは、現在日本国内で事例のある小売事業者向け「仕入れカード」をコンセプトに、日本発唯一の国際クレジットカードブランドとして海外金融機関と直接提携し実施している現地カード発行と、国内外を繋ぐブランドネットワークインフラを活用して、外貨決済による外国人向けのクレジット仕入れソリューションを考案しました。
 今般のスキーム概要は以下のとおりです。

 (1) まず玉山銀行はカード発行会社として、セルフ大西の台湾在住顧客向けに、顧客の事業規模、信用状況に応じ、通常の個人向けクレジットカードよりも高い利用限度額に対応できる「大西衣料・玉山カード(仮称)」を発行します。
(2) セルフ大西は、同カード保有顧客が来日、仕入れに来店した際、店頭に設置したJCBクレジット処理端末からのオンラインネットワークを活用、リアルタイムで当該カードのオーソリゼーションおよび売上処理を行います。
(3) JCBはセルフ大西から連携される売上データを玉山銀行に再連携するとともに大西衣料に売上代金を立替払いします。
(4) 玉山銀行はJCBより連携された売上データに基づき、会員に請求を行います。
(5) 玉山銀行とJCBは、通常のJCB国際精算ルールに基づき精算を行います。

 本スキームのキャッシュレス仕入れによって、顧客(海外の小売事業者)は、
 (1) 来日時の保有現金圧縮による安全確保
(2) 仕入れ日から決済日までの支払猶予によるキャッシュフローの改善
(3) 通貨両替作業の軽減
 などを実現、さらには日本滞在中の宿泊や観光など、仕入れ以外の代金決済や、緊急時のキャッシングについても、JCBカードとして利用できるというメリットもあります。

 最近では、政府のVisitJapan構想などに見られるように、海外からの日本への顧客誘致を地域経済活性化の一端に取り込もうという動きが活発化しております。JCBでは、経済発展著しいアジアを中心とした、350万人を超える海外現地発行会員の存在を踏まえ、訪日時のカード利用・収入拡大を積極的に行うのみならず、現地発行会社と連携し、平素(訪日前)から有益な日本の情報提供やキャンペーン実施などで常時メリットをアピールし、訪日外国人客の増加に寄与すべく活動しております。

 JCBは大西衣料での導入を皮切りに本スキームを積極的に推進し、売上目標として初年度2億円、3年後には年間売上5億円を目指します。
 さらにJCBでは、充実した日本国内の加盟店網を活用し、滞在中の日本国内での宿泊、移動、航空券等の売上などの周辺決済拡大についても積極的に推進してまいります。

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