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JCB、バイオメトリクス認証の実証実験を実施 |
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| 〜将来の高セキュリティ認証サービスへの応用を視野にモバイル環境での実証実験〜 |


株式会社ジェーシービーは、日本初の指紋センサー付き携帯電話F505i(富士通製NTTドコモ端末と指紋認証iアプリ)を用いて「バイオメトリクス(身体認証)技術を基礎としたセキュリティと利便性の向上」を目的としてJCB会員向けサービス「MyJCB(※1)」において、指紋認証を用いたログイン認証の実証実験を2003年11月1日(土)より開始いたします。バイオメトリクス認証を用いた携帯ログインは業界初となります。
今回の実証実験では、事前に「JCBセイフティログイン」と呼ばれるiアプリ(※2)をダウンロードによって配布し、会員(自社内で募集したモニター)が所有する指紋センサー付き携帯電話(F505i)内の指紋情報とリンクさせることで実現いたします。所定の設定後は、指紋認証を行い承認された場合にのみ「MyJCB」へのログインが可能になります。
認証手段に指紋を加えることで、なりすましを防止すると同時に、ID・パスワードとの組み合わせも試行実施し、セキュリティと利便性を同時に向上させる手段として、その実用性を検証いたします。
「JCBセイフティログイン」は、今回の実験用に専用にカスタマイズされた富士通製のiアプリで、3種類のログイン認証方法が用意されております。
iアプリの概要は以下のとおりになります。
<JCBセイフティログインでのログイン方法(3パターン)>
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指紋認証+MyJCBパスワード(オンライン)によるログイン
(指紋=本人特定手段として使用) |
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指紋認証だけのログイン
(指紋=本人特定+本人確認手段として使用) |
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指紋認証+第二パスワード(オフライン)によるログイン
(指紋=本人特定+本人確認手段として使用し、それをさらにパスワードにて保護する方式) |
従来、バイオメトリクスは、サーバールーム等の入退室など一部限定的な利用にとどまっておりましたが、昨今のセキュリティニーズの高まりや技術レベルの向上により、広く普及する可能性のある技術として、現在非常に注目されております。JCBは、このように多様化する顧客ニーズと技術革新を背景として、当面は、従来のサインや暗証番号を用いた取引方法を「基本方式」としつつも、これらを補完したり、特定シーンにおいては全面的に活用するための新たなツールとして、バイオメトリクス認証の検証が必要と判断し、今回の実験に至りました。今回の実験では、ログイン機能に限定しておりますが、指紋がカード番号やサイン(暗証番号)の代替として利用するような決済シーンを想定しつつ、順次検証を実施していく予定です。
指紋がカード番号の代替、あるいはサインや暗証番号の代替とすることができれば、将来、手ぶらでショッピングができる等安全性と利便性の高いサービス提供が可能になります。しかし、一方で、個人の身体情報を用いることから、認証精度や運用等の課題も残されており、今回は広くモニターを募集するのではなく、JCBと直接的な意思疎通が容易な社内モニターでのクローズド実験といたしました。
JCBでは、今後、様々なIDや媒体がクレジットカードとリンクし、様々な場面で決済を行なうシーンが増えていくものと予想しております。そして、その場合に重要な課題になると思われるセキュリティや本人確認の問題を他社に先駆けて集中的な検討を実施し、決済総合企業としてあらゆる決済シーンに柔軟に対応出来ることを目指しております。
今回のバイオメトリクスを用いた実験はこうした流れの中で、プラスチックカードではなく、指紋という媒体とカード番号をリンクさせた具体的な取組み事例です。今後、約3ヵ月の実証実験の実施後、実用性の評価と課題収集を行ない、様々なニーズに適合するサービスを開発してまいります。
(※1) 「MyJCB」は、ポイントやカードご利用明細等をインターネット上で参照できるJCBの会員向けインターネット総合サービスです。
(※2) 「iアプリ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。 |

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