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JCB、「アクティブシニア」層のセグメントに特化した展開を開始

〜 対象層の多様なニーズを調査分析したうえで、第一弾として専用の会報誌を投入 〜

2003年7月

 株式会社ジェ−シ−ビ−は、「団塊の世代」を中心とする活動的な「アクティブシニア」層を対象として、綿密なニーズ調査に基づき、対象層ニーズに的確に適合した商品・サービスを開発、積極的に展開してまいります。その第一弾として、2003年7月下旬、ターゲットをアクティブシニア層に絞った専用の会報誌「NooN(ヌーン)」を新創刊、対象層への有効な情報提供を実施してまいります。

 近年は、少子高齢化社会の進展に伴い社会構造が大きく変化していると言われ、2010年には50歳以上の総人口に占める割合は43%に達するとの予想もあります(国立社会保障・人口問題研究所 2002年1月推計)。このような状況下、従来の高齢者(シニア)層とは明らかに異なる、健康・活発な「アクティブシニア」が急増しているのが大きな特徴です。この「アクティブシニア」の中心は、これまでにも世の中の変化に多大な影響を与えてきた「団塊の世代」です。この世代は現在50歳代の半ばに差し掛かっており、今後数年で同世代がリタイア(退職)を迎えることとなります。この、人口的にもボリュームゾーンであり、かつ趣味・嗜好、行動パターンなど様々な分野で、従来のシニアと明らかに異なる特性を持つ団塊世代がリタイアに伴い自由な時間を得ることが、今後の消費トレンドに多大な影響を与えると言われています。

 JCBではこのような社会的動向に鑑み、「アクティブシニア」層のニーズに合致し、受け入れていただけるサービスを開発、投入するためのプロジェクトチームを2002年4月に発足させ、1年以上にわたって、多方向から綿密な市場調査を実施するとともに、長期的な展開を見据えた基本戦略について検討してまいりました。
 そして数多くのマーケットを調査し、検討を進めていく段階で、「アクティブシニア」にマッチした商品・サービスの開発には、以下2点、特に重要なポイントが必須であると認識しました。

(1) 全世代に一律のアプローチでなく、シニア世代の特性への考慮
特に「アクティブシニア」の方々は熟練消費者である一方、各個々人の趣味・嗜好・興味分野などに個性に基づく多様性がある。これらのポイントを押さえた個別の具体的な施策が必要。
(2) 心情的な要素を重視した訴求
クレジットカード選別の際の条件として、年会費や各種サービス等の基本機能での比較だけでなく、安全・安心感や楽しさ・お得感等、無形の心情的要素を重視されるお客様が数多く存在している。顧客ロイヤリティ醸成の観点からも、本件は重視すべき。

また同世代に関する以下3点の調査結果に着目し、具体策構築の際、特に留意しました。
 
(1) カード商品・サービスが、一面的・断片的な印象から判断されていることが多い。
(2) カード会社が会員に送付する会報誌に関し、全会員一律でなく、自分の趣味・嗜好にあった情報を抽出して届けて欲しい、というニーズが存在する。
(3) 特に50歳以上の方々に、全世代共通でなく自分達世代に向けた(情報の内容のみならず、シニアへの細かい気遣いを含む)情報誌を発行して欲しい、との強いニーズが存在する。

 こうした検討を経て投入するシニア世代セグメント対応サービスの第一弾として、新会報誌「NooN(ヌーン)」を発行する運びとなったものです。JCBからの特定セグメントに対するアプローチの実績としては、若年女性を対象として開発し、昨年4月の発行開始から1年あまりで18万人以上の方から申し込みをいただく等、大きな成果をあげている「JCB LINDA」に続くものとなりますが、今回は敢えて独立したカードでなく、会報誌という形態をとるのが大きな特色です。JCBでは本誌を、「アクティブシニア」層への的確なセグメントアプローチを実現し、かつ対象層にロイヤリティをお持ちいただけるような重要ツールとして展開してまいります。さらにJCBは、本誌を単なる定期的な情報提供の場にとどめず、会員とJCB、会員と各企業とを結びつけるコミュニケーションのプラットフォームとして位置付け、様々な新施策展開にも活用していく計画です。
 JCBは、本件により3年後に300億円の売上増を目指します。

 JCBは今後も、シニア層への積極的なアプローチを展開していく他、お客様の多様なニーズを捉え、お客様に受け入れていただける商品やサービスを開発、提供してまいります。


【新創刊会報誌「NooN(ヌーン)」について】
誌名の意味: 英語で『正午』、『真昼』、『全盛期』という意味。
『The noon of life(生涯の最盛期)』など、人生の輝ける時を表す言葉でもある。陽の燦燦(さんさん)と照る人生の最盛期を楽しむ大人世代に向けて『自分時間』を楽しむ新しい提案をするJCBからの情報誌、という意味を込めている。(キャッチコピー:〜新しい大人の『自分時間』発見情報誌<ヌーン>〜)
特 徴:
(1) 業界で初めて、会報誌における「ユニバーサルデザイン」概念を積極的に導入し、紙面構成や活字のポイント数を拡大する等、『見やすさ』『分かりやすさ』を徹底追及
(2) 全世代一律ではなく、読者世代への市場調査に基づく、対象層ニーズにマッチしたコンテンツ掲載
(3) 毎月一定のテーマを設定し、そのテーマに沿った特集記事を毎月掲載
(4) 有力企業4社の協賛により、各テーマに沿った各企業の商品・サービスを案内
協賛企業: 「NooN」では、アクティブシニアの趣味・嗜好の多様性に対応すべく以下の有力企業4社と協賛契約を締結。テーマに沿った各企業の商品・サービスを毎月案内・プレゼントするほか、協賛企業と共同で様々な商品・サービスを開発していく。
協賛企業4社は以下のとおり。(五十音順)
(1) 株式会社ジェイティービー
(2) 株式会社千趣会
(3) 株式会社東急ハンズ
(4) 株式会社ワコール
以上の有力企業のほかに、スポット的に協賛いただける企業を広く募集していく。
体 裁: A4版16ページ(ただし九州版のみ12ページ)
北海道版・東日本版・中部版・西日本版・九州版の5版を作成
※「JCBニュース」: 12ページ(全国版:8ページ、各地域版:4ページ)からページ数を拡大
送付対象: 50歳以上のJCBカード会員(開始当初は、FC・提携カードを除く一部約85万口座)から順次拡大
今後の拡大については、状況を見極めつつ、継続的に検討していく方針。
送付方法: 毎月末頃に会員宅に届く「JCBクレジットご利用代金明細書」に同封して送付
対象者には通常の「JCBニュース」に差し替えて「NooN」を同封

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