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住友商事、JCB、名鉄協商、日飛電子精機が共同し、
日本初の完全キャッシュレス無人駐車場を開発

〜クレジットカード利用前提で、1分単位課金と自動車盗難防止を実現〜

2002年6月

 住友商事株式会社、株式会社ジェーシービー、名鉄協商株式会社、日飛電子精機株式会社の4社は、日本初となる、クレジットカード決済専用の完全キャッシュレス型の無人24時間運営駐車場システムを開発しました。2002年6月14日より、名鉄協商が管理運営する名古屋駅前の時間貸駐車場に導入し、今後も順次拡大をはかってまいります。

 現在全国に数多く存在し、設置駐車場数1万ヵ所といわれる「コイン式駐車場」では、釣銭補充などの現金管理コストが不可避なうえ、最近では自動車盗難や精算機荒しが急増、社会問題となっております。駐車場運営大手として永年ノウハウを蓄積してきた名鉄協商は、諸問題の一括解決策として、同社が理想とする駐車場の運営形態である「完全キャッシュレス駐車場」を実現すべく、昨年秋、クレジットカードを唯一の料金決済手段とする駐車場システムの具現化を、住友商事、JCB、日飛電子精機の3社に対し提案、4社の各分野でのノウハウ・技術を融合して本システムの開発に至りました。本システムは、現金授受を廃したことにより、精算機の構造簡素化によるコストダウン、駐車場運営事業者の管理業務の削減、1分単位での料金課金実現等、駐車場利用者、管理運営者双方に多くのメリットをもたらすものとなっております。

 今般開発した新システムの利用方法、利用者・管理運営者メリットは下記のとおりです。

【完全キャッシュレス駐車場の利用方法】
(1) コイン式駐車場と同様に、運転者(利用者)自らが所定の駐車スペースに車を止める。
(2) 駐車後、精算機にて当該スペースを指定したうえで、精算機のカードリーダーに利用者自身がクレジットカードを通し、利用者登録・確定を行う。
(3) 利用者登録により、ロック板が立ち上がり駐車完了、課金が開始される。
(4) 出庫時は、利用者がクレジットカード(必ず(2)の駐車時に登録したもの)を精算機のカードリーダーに通すことで料金精算及び利用者認証を行い、領収証が発行され、ロック板が下がり出庫可能となる。

【利用者のメリット】
1分単位の料金課金が可能となり、駐車場料金の節約が図れる。
クレジットカードによる本人認証が必要なため、車両盗難リスクが軽減される。
小銭を準備する必要がなく、料金精算が容易かつスピーディーに行える。

【管理運営会社のメリット】
現金を扱う手間(集金、釣銭補充)、コスト(人件費)の削減により、効率的な駐車場管理・運営が可能となる。
現金を精算機内に保管しないため、精算機荒らしの被害リスクが無くなる。
コイン式に比較して精算機の製造コストが安く、導入時のイニシャルコストが低減できる。
売上金額、駐車場回転率等のデータ管理が容易に行える。

 名鉄協商は駐車場を都市機能の重要ファクターと位置付け、利用者と運営者にとって快適かつ環境に調和した駐車場作りを30余年行ってきました。今回の完全キャッシュレス駐車場の無人24時間運営は、同社がその経験とノウハウから理想の駐車場運営・経営形態として永年追求してきた姿を具現化したものです。同社では今回の実績をベースに今後、自社で管理運営する駐車場を中心に、完全キャシュレス化を推進していく方針です。
 今般4社が構築した完全キャッシュレス駐車場システムは、車社会の高度情報化に対応したスキームであり、今後ますますそのニーズが高まることが予想されます。住友商事、JCB、日飛電子精機の3社は本システムの普及を目指し、JCB以外のクレジットブランドへの本システム開放も考慮、初年度100ヵ所導入を目指し積極的に全国展開を図ってまいります。

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